* 絵コンテ メモ  修正完成品一部  *

 

 ■ file4-x4  シーン 1

ファイル名  4_x4_1_01〜 .avi

背景3Dデータ  街 橋
時間:夜

人物: ヨーコ +回想

(約 2分33秒)

 

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■キャラ演出(表情、動作指定) ■背景演出 ■カメラ  ■SE ■BGM ■色味(空気感、天候、ライト)■セリフ ■フレーム数
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←カット候補 追加←セリフ追加

 

カット
番号
絵コンテ
メモ
完成
動画
4_x4_1_01
↓RYOのセリフ、前のシーンの続き

■確かにそれでこの仕事は終るけど、

■90

 

人ごみの中ヘトヘトになって走る

コンビニのビニール袋が手前を舞う

 
4_x4_1_02
曲がった高速道路をバックに
横 バストアップ 
そうとう苦しい顔
■120
■フォロー

■y4_4_01.mp3
  「はぁ…っ……あぁ……」

 
  若干間

↓RYOの続き
本当にオマエはそれでいいの?」
 
  苦しい。
  けど、探さなきゃ。
  言いたいことが、あるから。
  思ってて、ずっと言ってなかったことが、
  あるから。
 
4_x4_1_03

■左から右
ヨーコ・イン
高架下
手前 スケボー少年通過 座り込み3人
バスケゴール
空気の抜けたボールころがっている
壁には文字、絵

■120

■スケボーの音

 
 

ヨーコがカメラ側をみると指笛鳴らされる

■指笛

 
4_x4_1_04

ヨーコ後ろ
トンネルの向こうは暗闇っぽい感じ
街灯点滅
抜けた場所に コンクリートの壁
  その向こうは川で橋らしい光が見える

■60

 
4_x4_1_05

暗い→街灯の下
ヨーコ・イン
手擦りにもたれてくずれる
■180
■y4_4_02.mp3
「もう……本当に、私を殺して早く帰りたいの?」

  限界。
  ちょっと休もう。


 
     
4_x4_1_06

■変更 y4_4_03.mp3
  (あれ、ここって…。
■70

 
     
     
4_x4_1_07

橋全体 

川の流れ
■川の音
■90
■下から上

 
4_x4_1_08

■  あのオッサン、元気かな。)

■180

ヨーコ、欄干にもたれて座る
 

■追加
  「はぁ…っ…はぁっ……はぁっ」

 
  見上げる  
4_x4_1_09

真っ暗な空にいくつかの星が輝いてる。
ヨーコ目線
■170
■下から上
■y4_4_04.mp3
「ねぇ、どこから見てるの?」

↑息を切らせながら言う

どこかで見てるはずのカズオに話し掛ける。


 
4_x4_1_10
■スローで右から左
橋の中側からパン 手前に中央の柱や 
道路との柵 車が通過する
長まわしカット ヨーコ天をみあげたまま話す
まだ息はととのっていない

■y4_4_05.mp3
「ごめんね、私がわがままなことばっかり言うから、
愛想尽かしちゃったんだよね」

■y4_4_06.mp3
「だけどさぁ、ちゃんと天国に連れてってくれるんだよねぇ!

■350 

 
4_x4_1_11

■100

欄干にもたれる 頭を

声は出してないが、まだ「はぁはぁ」なってる

 

 

 
  ここで、そう言ってくれたよね!」  
4_x4_1_12

通行人(自転車)が変な目でみて通過

  返事は、ない。
  橋の上のひとり芝居。  
  ただの馬鹿な風景にしか見えないかも
  しれない。
  他人からどんなふうに見えたって、
  かまわない。


■100

 
4_x4_1_13

膝上が入るように
■下から上
  息を整えてから、再び立ち上がりながら言う

■y4_4_07.mp3
「ねぇ、聞いてる?

 

 

■550

 
  橋の外側へ言う↓
  私、アンタに会えて良かったよ。
あの時、死ななくて良かったって思ってる。


■→まわす

 会いたかった人に会えた。
  会うはずの無かった命を、
  迎えることができた。

※ココ間がもたなかったら回想入れる

 
  だって、死んじゃってたらヤスコやダイスケに会うことなんてなかったし、
謝る事だってなかった。
 
 

若干間

陽子にだって、会えなかった」

■→ディゾルブ

 
4_x4_1_14

回想
(以下回想シーンはモデルは同じでも
別カメラ視点でもよい。尺も自由に変更可)

■100
■ディゾルブ
■y4_4_08.mp3
「こんなに嬉しい気持ちになる事だって、

 生きていく喜びは、自分ひとりじゃ
  わからない。
 誰かを愛して、愛されて、
 はじめてわかること。
 カズオが私を愛してくれなかったら、
 父親の死に方をずるずる引きずって、
 たとえあの時死ねなかったとしても、
  きっとま た、自殺してた。

 
4_x4_1_15

 

回想

知らなかった」
■ディゾルブ
■80

 
4_x4_1_16

回想
■70
■y4_4_09.mp3
「ミヨちゃんに会えなかったら

 
4_x1_1_17 回想
あんな幸せな死に方だって、知らなかった」
■100
 
4_x1_1_18 乾いた冷たい風が喉にしみる。
  早く、出てきてよ。
■y4_4_10.mp3
「自分が死ぬ事だって、いつまでも受け入れられなかった。

■120
 
4_x1_1_19 回想
アンタの翼見たら、嫌でも受け入れなきゃいけないじゃん。
■120
 
4_x1_1_20 嫌だったけど、もう平気。
カズオが、一緒にいてくれるなら、何が起きても平気だよ」


■180

 
4_x1_1_21 あとね、言いたいのは。
■150
■y4_4_11.mp3
「だから、お願い、最期まで一緒にいて。

切)最期も、私の側にいて。ずっと、抱きしめてて。

若干間

 
4_x1_1_22 ■70
アンタじゃなきゃ、だめなの!」
 
4_x1_1_23  
■25
切ってもいい
 
4_x1_1_24 ■25
切ってもいい
 
4_x1_1_25

■100
  虚しく響く告白は、誰も聞いてくれない
  みたいで。
  真っ黒く広がる空は、いままでのこと全てを
  彼の存在までも打ち消しているような
  気がした。
  でも、確かに彼はいたのに。
 
  もたれるのをやめる


背景真っ暗め
 
4_x1_1_26 ■210
ポケットから白い羽を取り出す

■手をフォロー

 

 

 
  風で袖も羽もなびく  
     
  見つめる

 
4_x1_1_27 足を掛ける
■カン
■25
 
4_x1_1_28 足を掛ける
■75
腕は全体重をささえるためプルプル
なっている

私は欄干に手をかけて、必死で細い平均台みたいなその上に、よじ登ろうとする

※と言う訳で、乗る場所をもう少し太く作る

 
4_x1_1_29 不安定な腕がフレームイン
一瞬上へ出て戻ってくる
腕フラフラしている 
羽は風になびく

■60

 
     
     
4_x1_1_30 左手はなす
平均台を歩くようなヨーコ
風強い

■80

 
4_x1_1_31 足元
  バランスをくずせば、道路に落ちるか、
  それとも、黒々と冷たく重く流れていくこの
  川へ落ちるか。
  今、川へ落ちたとして、あのオッサンみたい
  に水面に
  顔を出すことは、私には無理な気がする。

  留まることなく流れていく川面は、私を呼んでいる気すらする。
■手ぶれ
■60

 
4_x1_1_32 ■フォロー
■y4_4_12.mp3
「ねぇ、もう、言わないよ」

 


■200

 
 
■y4_4_13.mp3
(本当に、天使、だよね? )


で立ち止まる
 
4_x1_1_33 右手に持った羽に私はキスをする。

■y4_4_14.mp3
「私は、天使を、愛してる」

  告白したくらいじゃ、出てきてくれないか。
  でもね、信じてる。
■150

 
     
4_x1_1_34 ■y4_4_15.mp3
「あなたが本当に天使で、

■130

 
  私を迎えに来てくれてありがとう。  
4_x1_1_35 もう、終わりにしてあげるよ。ごめんね、

 

■220
■TB

  死んだら、あなたに会えるの?
  手を繋いで、天国に連れてってくれる?
  もう一度、抱きしめて欲しかったけど、キス して欲しかったけど。

※わかりにくかったらカメラワーク変える

 
 

本当に、ありがとう

 

 

 

 
 

■ここまでは風や街の騒音、川の音

タメ

 
 

落下

SE無音

 
4_x1_1_36

川に逆さまに落ちる
■30


この辺のシーン仮です

SE無音

静止画でもいいかも

 
4_x1_1_37

■フォロー・スロー

一瞬景色と髪の揺れが高速で
セリフと共に→スロー
で涙←エフェクト光



■y4_4_16.mp3
(会いたい…)

■50

SE無音

 
 

 

 

 

file4-4-1

y4_4_01.mp3
  「はぁ…っ……あぁ……」
 
  苦しい。
  けど、探さなきゃ。
  言いたいことが、あるから。
  思ってて、ずっと言ってなかったことが、あるから。
 

y4_4_02.mp3
「もう……本当に、私を殺して早く帰りたいの?」

  限界。
  ちょっと休もう。

y4_4_03.mp3
  あれ、ここって、この橋って。

  あのオッサン、元気かな。


ここから、飛び降りようとしてたんだよね。
  私は欄干にもたれて座った。
  見上げれば、真っ暗な空にいくつかの星が輝いてる。

y4_4_04.mp3
「ねぇ、どこから見てるの?」

  どこかで見てるはずのカズオに話し掛ける。

y4_4_05.mp3
「ごめんね、私がわがままなことばっかり言うから、愛想尽かしちゃったんだよね」

  息を整えてから、再び立ち上がる。

y4_4_06.mp3
「だけどさぁ、ちゃんと天国に連れてってくれるんだよねぇ! ここで、そう言ってくれたよね!」
  返事は、ない。
  橋の上のひとり芝居。  
  ただの馬鹿な風景にしか見えないかもしれない。
  他人からどんなふうに見えたって、かまわない。

y4_4_07.mp3
「ねぇ、聞いてる?

  私、アンタに会えて良かったよ。あの時、死ななくて良かったって思ってる。

だって、死んじゃってたらヤスコやダイスケに会うことなんてなかったし、謝る事だってなかった。

陽子にだって、会えなかった」


  会いたかった人に会えた。
  会うはずの無かった命を、迎えることができた。

y4_4_08.mp3
「こんなに嬉しい気持ちになる事だって、知らなかった」
  生きていく喜びは、自分ひとりじゃわからない。
  誰かを愛して、愛されて、はじめてわかること。
  カズオが私を愛してくれなかったら、父親の死に方をずるずる引きずって、たとえあの時死ねなかったとしても、きっとまた、自殺してた。

y4_4_09.mp3
「ミヨちゃんに会えなかったら、あんな幸せな死に方だって、知らなかった」

  乾いた冷たい風が喉にしみる。
  早く、出てきてよ。

y4_4_10.mp3
「自分が死ぬ事だって、いつまでも受け入れられなかった。

アンタの翼見たら、嫌でも受け入れなきゃいけないじゃん。嫌だったけど、もう平気。

カズオが、一緒にいてくれるなら、何が起きても平気だよ」


  あとね、言いたいのは。

y4_4_11.mp3
「だから、お願い、最期まで一緒にいて。

最期も、私の側にいて。ずっと、抱きしめてて。

アンタじゃなきゃ、だめなの!」


  虚しく響く告白は、誰も聞いてくれないみたいで。
  真っ黒く広がる空は、いままでのこと全てを、彼の存在までも打ち消しているような気がした。
  でも、確かに彼はいたのに。
  私はコートのポケットから、白い羽を取り出した。
  彼がくれた、ここでくれた、白い羽。
  私は欄干に手をかけて、必死で細い平均台みたいなその上に、よじ登った。
  バランスをくずせば、道路に落ちるか、それとも、黒々と冷たく重く流れていくこの川へ落ちるか。
  今、川へ落ちたとして、あのオッサンみたいに水面に顔を出すことは、私には無理な気がする。
  水面が近づくろころには意識を失って、呼吸することも忘れる。
  浮かび上がる体力は、無い。
  留まることなく流れていく川面は、私を呼んでいる気すらする。

y4_4_12.mp3
「ねぇ、もう、言わないよ」

y4_4_13.mp3
本当に、天使、だよね?

  右手に持った羽に私はキスをする。

y4_4_14.mp3
「私は、天使を、愛してる」

  告白したくらいじゃ、出てきてくれないか。
  でもね、信じてる。

y4_4_15.mp3
「あなたが本当に天使で、私を迎えに来てくれてありがとう。

もう、終わりにしてあげるよ。ごめんね、本当に、ありがとう」


  私は手を広げた。
  死んだら、あなたに会えるの?
  手を繋いで、天国に連れてってくれる?
  もう一度、抱きしめて欲しかったけど、キスして欲しかったけど。

y4_4_16.mp3
「会いたい……」

  そう言って目を閉じると、頬を冷たい涙が伝った。
  そして、私は、蹴った。
  感じるのは、痛いほど冷たい風。
  川に沈んだ体が、どうか、浮かび上がりませんように。