* 絵コンテ メモ  修正完成品一部  *

 

 ■ file4-x2  シーン 2

ファイル名  4_x2_2_01〜 .avi

背景3Dデータ  病院ロビー
時間:昼

人物: ヨーコ サトル

(約 2分15秒)

 

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■キャラ演出(表情、動作指定) ■背景演出 ■カメラ  ■SE ■BGM ■色味(空気感、天候、ライト)■セリフ ■フレーム数
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←カット候補 追加←セリフ追加

 

カット
番号
絵コンテ
メモ
完成
動画
4_x2_2_01
    ロビー の時計は一時10分
患者が複数いる
■右へ振りながらトラックアップ
サトルとヨーコ
カメラの高さ変えてもいい
■90
 
4_x2_2_02

■ゆっくり右へ

■st4_2_01.mp3
「入院、しないか」

■y4_2_03.mp3
「……嫌」

■st4_2_02.mp3
「ヨーコ」

■120

 
4_x2_2_03
追加■( 結局私は、まだカズオのことを正面から見れないでいた。



窓辺のカズオの翼うつっている
それを打ち砕く(椅子かなんかで)
画面にひびが入って割れ落ちる
カズオ振り向く(かろうじで少し翼も映っている)
画面自体が鏡でもいい

回想↓

■110

 
     
     
4_x2_2_04

手前に裸足で立ち尽くすヨーコと鏡が割れたざんがい

■50

 
4_x2_2_05

ロビーの様子か玄関で背を向けて家を出る様子

■150
  診察もないのに、ほとんど毎日のように病院に来て、サトルに会っている。)

回想おわり←


 
4_x2_2_06

■st4_2_03.mp3
「これだけここに通ってるんだから、入院した方が早いだろ」

■120


 
4_x2_2_07

■50

■y4_2_05.mp3
「でも、嫌」

 
4_x2_2_08

■210

■st4_2_04.mp3
「……誰か、いるの?」

■y4_2_06.mp3
「え……?」

 
4_x2_2_09

■250

■st4_2_05.mp3
「ヤスコから、ちょっと聞いたから」

■y4_2_07.mp3
「……それは、関係ないよ」

■st4_2_06.mp3
「ふうん」  

納得してない顔で、サトルは私を横から覗き込む。


 
   ↓入れたいけど居れる場所がないので保留

  (カズオのことは、サトルには知られたくなかった。
 私、逃げ道を確保しようとしてる?
  けど、今更逃げてどうするの? 逃げるって、何から?
  どこにいたって、どうせもうすぐ・・・・・・
  馬鹿みたい。)

 
4_x2_2_10

 

■180
■カメラゆっくり右へ 
(手前右に被写体inで画面真ん中へきかけたら次のカットへ)
■st4_2_07.mp3
「だったら、入院しろよ。そのほうが安心だし、今の痛みだってもっと楽になるよ」

 
4_x2_2_11

前カットのアップver
■カメラゆっくり右へ 
(手前の被写体は左へ流れてヨーコが見えてくる感じで)
変更■y4_2_08.mp3
「楽って……」

■60

 

 
4_x2_2_12

サトル
「………」

■40

 
4_x2_2_13

■y4_2_09.mp3
「怖いよ・・・、楽になろうとすればするほど、それが切れた時が怖い。

■150

ぎゅっとつかむ

 
4_x2_2_14


あの人みたいに、ベッドの上で暴れるのよ、叫ぶのよ、

 

ヨーコの演技が上手くいかなかったら
カメラ動かしたり切り替えたりして間をもたす
■340

たまには長いカットもあり?

 
  死んでるみたいに生きたくないし、
生かされたくない。

だから、入院なんてしたくないし、病院で死に
 
4_x2_2_15

 

たくない!!」

  少し、声が大きくなる。
  病院のロビーに響く。
  近くに座っていた人たちが何事かとヨーコたちの方を向く。

■80

 
4_x2_2_16

ヨーコうつむく。
カメラ位置変更可能

右の人も若干遅れて手元の本に目を落とす

■60


 
     
4_x2_2_17 若干間→まばたき
■st4_2_08.mp3
「大丈夫だよ」

って言ってからヨーコの方を向く

結構即答で↓
■y4_2_10.mp3
「何が?」

■70

 
4_x2_2_18 ■st4_2_09.mp3
「俺が、側にいるから。最期まで、側にいるから。何があっても、暴れたって叫んだって、

俺が一緒についててやるから」
  真剣な目でヨーコを見つめる
手をぐっと握る。 
■280

 
4_x2_2_19 ■60
  そんなふうに、優しくしないで。という心境

ゆっくり手を上からかぶせる感じ
(間3センチ)

カメラもっと横から撮影の方がいいかも

 
4_x2_2_20
■y4_2_11.mp3
「ごめん、考えとく……」

■st4_2_10.mp3
「よし」

■130

 
4_x2_2_21 2人が座っている様子がわかるアングル

■y4_2_12.mp3
「え?」

で顔をあげる

若干間

■60

 
4_x2_2_22
■170

■st4_2_11.mp3
「『嫌』から『考えとく』になったからさ」


今度は満足そうに笑ってみせる。
時間だと、時計(腕時計)
を見てサトルは立ち上がる。
↑その瞬間カメラ切り替え

 
     
     
4_x2_2_23 ■st4_2_12.mp3
「もし、本当に大切な『誰か』なら……」
 

■ 260
 
  「すぅーっ  
 

はぁー・・・・」

  そう言って、大きく息をはく。

 
4_x2_2_24

若干間
■st4_2_13.mp3
「後悔しないように、ちゃんと話して、たくさんの時間を一緒に過ごして、存分に甘えとけよ。

■下から上 スロー

■180

 
4_x2_2_25 俺みたいな思いするのは、俺だけで十分」
■180
■y4_2_13.mp3
「……サトル」
 
4_x2_2_26 ■220
■st4_2_14.mp3
「それとも、今更俺に乗り換えて、死ぬまで罪な女をやり通すか?」

  笑ってじゃあなと手を振る。
  ヨーコも遅れて手を振る。
 
     
     
4_x2_2_27

■y4_2_14.mp3

(  そうだよね……。  私、何やってるんだろう。)

 

■150

 

 
  ↓入れたいけど居れる場所がないので保留
  せっかくの残された時間を、どうして安らかに楽しく過ごせないか
    って病床の父を責めたのは、この私。
    家族の為にも、本人の為にも、そうすることが一番いいと思ってた。
     父からは、そんな余裕なんてないと言われて、私にはわからなかった。
     これだけの恐怖を、あの人が味わっていたなんて。
 
  だから。
 
4_x2_2_28 ■y4_2_15.mp3
( 帰ったら、カズオに謝ろう。

  観たいって言ってた映画、一緒に行ってあげよう。
  早く、帰ろう。 )

カメラ変更可
■240

 
     
 

 

 
 

 

 

 

file4-2-2

st4_2_01.mp3
「入院、しないか」

y4_2_03.mp3
「……嫌」

st4_2_02.mp3
「ヨーコ」

y4_2_04.mp3
「だって、知ってるでしょ? サトルだって」

  あの父親の壮絶な最期を。
  当時その事を、私はサトルに全部吐き出すように話していた。
  聞いてもらうことで、受け入れようと必死だったのかもしれない。
  それとも、吐き出すことで忘れようとしていたのか。
  どんなことも、サトルは黙って聞いて、私を慰めてくれた。
  父を失ったあと、サトルがいてくれたから、支えてくれたから、私は私でいられた。

  結局私は、まだカズオのことを正面から見れないでいた。
  診察もないのに、ほとんど毎日のように病院に来て、サトルに会っている。

st4_2_03.mp3
「これだけここに通ってるんだから、入院した方が早いだろ」

y4_2_05.mp3
「でも、嫌」

st4_2_04.mp3
「……誰か、いるの?」

y4_2_06.mp3
「え……?」

st4_2_05.mp3
「ヤスコから、ちょっと聞いたから」

y4_2_07.mp3
「……それは、関係ないよ」

st4_2_06.mp3
「ふうん」

  納得してない顔で、サトルは私を横から覗き込む。
  ヤスコ、何言ったんだろう。
  カズオのことは、サトルには知られたくなかった。
  私、逃げ道を確保しようとしてる?
  けど、今更逃げてどうするんだ?
  逃げるって、何から逃げるの?
  どこにいたって、それはもうすぐ確実に私の身に起こることなのに。
  馬鹿みたい。

st4_2_07.mp3
「だったら、入院しろよ。そのほうが安心だし、今の痛みだってもっと楽になるよ」

y4_2_08.mp3
「楽って……怖いよ」

「………」

y4_2_09.mp3
「怖いよ、楽になろうとすればするほど、それが切れた時が怖い。

あの人みたいに、ベッドの上で暴れるのよ、叫ぶのよ、死んでるみたいに生きたくないし、生かされたくない。

だから、入院なんてしたくない、病院で死にたくない」

 
  少し、声が大きくなってしまった。
  病院のロビーでこんな話、しちゃいけないよね。
  近くに座っていた人たちが何事かと私たちの方を向く。
  私は、うつむいた。

st4_2_08.mp3
「大丈夫だよ」

y4_2_10.mp3
「何が?」

st4_2_09.mp3
「俺が、側にいるから。最期まで、側にいるから。何があっても、暴れたって叫んだって、

俺が一緒についててやるから」


  真剣な目で私を見つめ、手をぐっと握ってくれる。
  そんなふうに、優しくしないで。

y4_2_11.mp3
「ごめん、考えとく……」

st4_2_10.mp3
「よし」

y4_2_12.mp3
「え?」

st4_2_11.mp3
「『嫌』から『考えとく』になったからさ」

  今度は満足そうに笑ってみせる。
  時間だと、時計を見てサトルは立ち上がった。

st4_2_12.mp3
「もし、本当に大切な『誰か』なら……」 「すぅーっはぁー・・・・」

  そう言って、大きく息をはく。

st4_2_13.mp3
「後悔しないように、ちゃんと話して、たくさんの時間を一緒に過ごして、存分に甘えとけよ。

俺みたいな思いするのは、俺だけで十分」

y4_2_13.mp3
「……サトル」

st4_2_14.mp3
「それとも、今更俺に乗り換えて、死ぬまで罪な女をやり通すか?」

  笑ってじゃあなと手を振った。
  私も手を振った。

y4_2_14.mp3  
(  そうだよね……。  私、何やってるんだろう。)
  せっかくの残された時間を、どうして安らかに楽しく過ごせないかって病床の父を責めたのは、この私だ。
  家族の為にも、本人の為にも、そうすることが一番いいと思ってた。
  父からは、そんな余裕なんてないと言われて、私にはわからなかった。
  これだけの恐怖を、あの人が味わっていたなんて。
 
  だから。

y4_2_15.mp3
( 帰ったら、カズオに謝ろう。

  観たいって言ってた映画、一緒に行ってあげよう。
  早く、帰ろう。 )