* 絵コンテ メモ  修正完成品一部  *

 
 ■ file3-x4  シーン 2

ファイル名  3_x4_2_01〜 .avi

背景3Dデータ  ミヨちゃん家付近
時間:夜

人物: ヨーコ 斉藤

(約 2分 5秒)

 

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■キャラ演出(表情、動作指定) ■背景演出 ■カメラ  ■SE ■BGM ■色味(空気感、天候、ライト)■セリフ ■フレーム数
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←カット候補 追加←セリフ追加

 

カット
番号
絵コンテ
メモ
完成
動画
3_x4_2_01

玄関をそーっとしめる
■90

■固定

 

 
     
3_x4_2_02

 

左の門から小走りでヨーコイン
  最初右(カメラの方を一瞬みて、左をみて
  少し遠くに斉藤の背中をみつける)
  走る(2,3歩で次のカットへ)

■120
■TU フォロー

 
     
3_x4_2_03

■ぶれ&TU(ヨーコ目線

■y3_4_02.mp3
「あのっ!」

■s3_4_05.mp3
「はい?
 

斉藤振り向く

完全に風リ向くまでに次のカットへ
■90

 
     
3_x4_2_04

(斉藤は画面右側の街灯の影になっている(逆光)
ベタだけど街灯は軽く点滅しててもいいかも
   微妙な距離感だけど近め

どうかしましたか」

 ヨーコ、少し乱れた息を整える
  ヨーコうつむいている

追加■ヨーコ「はーっはー…ハー」

斉藤はヨーコの様子を伺いながら首をかしげる

■y3_4_03.mp3
「あの……」

■s3_4_06.mp3
「はい」

ヨーコゆっくり顔を上げる

■y3_4_04.mp3
「あなたは…

※実際の街灯はもっと高い

■120

 
   
3_x4_2_05

普通の姿勢になりながら言う

あなたも…天使、なんですか?」

■顔をフォロー

■90

 
3_x4_2_06

cut_4とカメラも構図も一緒

追加■斉藤「ふっ」←鼻で笑う

■s3_4_07.mp3
「島田さんが、僕の背中に翼があると言ってましたか」

■y3_4_05.mp3
「……はい」

↑軽くうなずきながら言う
■130

 
3_x4_2_07

眼鏡を押さえている
街灯の陰になっていて表情がわからない

■s3_4_08.mp3
「そうですか」
 
顔を上げると、とても柔らかな笑顔でヨーコをみおろす

■s3_4_09.mp3
「島田さんは、自分の年齢をいくつと言ってました?」

※←もう少しヨーコ目線であおりにする

■130

 
     
3_x4_2_08


■y3_4_06.mp3
「え……たしか、89って」

■80

 
3_x4_2_09

■s3_4_10.mp3
「本当は、まだ83歳なんですよ。

■80

 
3_x4_2_10

ハッとした顔

 

 

それで、旦那さんはいつ亡くなったと?」

 

 

 

■120

 

 

 

 困った顔で

■y3_4_07.mp3
「それは、10年前って」

 
   
3_x4_2_11

■s3_4_11.mp3
「仏壇の上の写真を見たことは?」

■回転移動

■90

 
3_x4_2_12

首を振りながら 

■y3_4_08.mp3
「……いいえ」

■220

■s3_4_12.mp3
「旦那さんは、もう30年も昔に亡くなったんですよ。戻ったら見てください、とても若い写真ですから」

「………」
■カメラ、下から上でもいい

 
3_x4_2_13

■s3_4_13.mp3
「あのくらいの年の人によくあることですよ。
僕も、迎えに来たのかって言われた時には驚きましたけど。上手に付き合ってあげてください」

■230

 
3_x4_2_14

■s3_4_14.mp3
「それとも」
→2歩前へ

■60

 
3_x4_2_15

 

■s3_4_15.mp3  
「あなたにも、見えますか?」

■90

穏やかな声とはうらはらな、鋭い眼

 
3_x4_2_16

……怖い。
  あなたは、一体……。って顔

■60

 
3_x4_2_17

変更■s3_4_16.mp3
「なんて、冗談ですよ^^;」

  そう言われても、私は笑えなかった。
  たぶん、どちらにしても、こんなふうに言われるんだと思っていた。
  この人が、天使であろうと、なかろうと。
■240

■s3_4_17.mp3
「さぁ、島田さんも、彼も突然あなたがいなくなったら心配しますよ。せっかくのクリスマスパーティーでしょう」

 
3_x4_2_18 ■s3_4_18.mp3
「島田さんも、今になってあなた方に一緒にいてもらえて、幸せだと思いますよ。

念のため、ご家族にもあなた方のような人が、島田さんの面倒を見てくれているとは伝えましたが。

すぐ側に住んでいる、たったひとりの親でも、こう年を取って面倒になると、無関心になってしまうなんて、ひどい世の中ですね」

■480    ※要修正、カット割るか、右へ
見栄えのする景色をもってくる

 
3_x4_2_19

■y3_4_09.mp3
「え……すぐ側って」

■50

 
3_x4_2_20 斉藤しぶい顔で言う
変更■s3_4_19.mp3
「ええ、島田さんの息子さんは、ここから車で10分もしないところに住んでますよ。

娘さんだって、そう遠くはない。

それぞれ事情はあるんでしょうが。僕から言わせてもらえば、なんて親不孝だと」
「………」

■320

 
3_x4_2_21 ■s3_4_20.mp3
「色々と、余計なことを喋り過ぎましたね」

斉藤さんは、優しい表情に戻って微笑む

■200

 

 

 

 

 

 

 

■s3_4_21.mp3  
「じゃあ、メリークリスマス」

  斉藤 右手を上げ再び歩き出す
  ヨーコは、話を聞いているうちに、悲しくなる

 
   
3_x4_2_22

■y3_4_10.mp3 ( ミヨちゃんは、子供たちは遠くにいるって言ってた。  

■TB

■120

 
3_x4_2_23

回想シーんを入れる

@でも本当は、そんなに近くにいるのに、ミヨちゃんの最期が近づいているのに、会いに来ないの?
  あんなに腰が曲がって辛そうなのに。

A ゆるい入れ歯をがふがふ外して大笑いするような、最高なばあちゃんなのに。

※要修正

■390

 
3_x4_2_24

小さくて、今にもつぶれちゃいそうで、だけど、すっごくかわいくて……。)

 

※要修正

■150

 

次のシーンに繋がる!

 
 

 

 

 

file3-x4

門から出ると、少し遠くに斉藤さんの背中を見つけて、私は走った。

y3_4_02.mp3
「あのっ!」

s3_4_05.mp3
「はい? どうかしましたか」
  少し乱れた息を整える。
  何度も息を吸って、吐いて。
  呼吸とはうらはらに、心臓は早鐘を打ち続けている。
  振り返った斉藤さんは、私の様子を伺いながら首をかしげた。

y3_4_03.mp3
「あの……」

s3_4_06.mp3
「はい」

y3_4_04.mp3
「あなたは…

あなたも…天使、なんですか?」

  私は今、どんな顔してるんだろう。
  斉藤さんは、ふっと鼻で笑ったようだった。

s3_4_07.mp3
「島田さんが、僕の背中に翼があると言ってましたか」

y3_4_05.mp3
「……はい」

s3_4_08.mp3
「そうですか」
 
眼鏡を押さえて少しうつむくと、街灯の陰になって表情がよく見えない。
  次に顔を上げると、とても柔らかな笑顔で私を見下ろした。

s3_4_09.mp3
「島田さんは、自分の年齢をいくつと言ってました?」

y3_4_06.mp3
「え……たしか、89って」

s3_4_10.mp3
「本当は、まだ83歳なんですよ。それで、旦那さんはいつ亡くなったと?」

y3_4_07.mp3
「それは、10年前って」

s3_4_11.mp3
「仏壇の上の写真を見たことは?」

y3_4_08.mp3
「……いいえ」

s3_4_12.mp3
「旦那さんは、もう30年も昔に亡くなったんですよ。戻ったら見てください、とても若い写真ですから」

「………」

s3_4_13.mp3
「あのくらいの年の人によくあることですよ。
僕も、迎えに来たのかって言われた時には驚きましたけど。上手に付き合ってあげてください」

s3_4_14.mp3
「それとも」

  斉藤さんが、私にぐっと近づいた。

s3_4_15.mp3  
「あなたにも、見えますか?」

  穏やかな声とはうらはらな、鋭い眼光が私を貫くように襲う。
  ……怖い。
  あなたは、一体……。

s3_4_16.mp3
「なんて、冗談ですよ。ごめんなさい、びっくりしましたか?」

  そう言われても、私は笑えなかった。
  たぶん、どちらにしても、こんなふうに言われるんだと思っていた。
  この人が、天使であろうと、なかろうと。

s3_4_17.mp3
「さぁ、島田さんも、彼も突然あなたがいなくなったら心配しますよ。せっかくのクリスマスパーティーでしょう」

  きっと、この人も、私が何を考えてるのか知っているはずだ。
  そして、これが天使の仕事。
  本当はその存在を知られることなく、いつのまにか死期が近づくと同時に側にいて、アイツが言ったように、魂が彷徨わないように回収する。
  アイツだって、あんなヘマをしなければ、あのあと飛び降りた私の魂を回収して……。

s3_4_18.mp3
「島田さんも、今になってあなた方に一緒にいてもらえて、幸せだと思いますよ。

念のため、ご家族にもあなた方のような人が、島田さんの面倒を見てくれているとは伝えましたが。

すぐ側に住んでいる、たったひとりの親でも、こう年を取って面倒になると、無関心になってしまうなんて、

ひどい世の中ですね」

y3_4_09.mp3
「え……すぐ側って」

s3_4_19.mp3
「ええ、島田さんの息子さんは、ここから車で10分もしないところに住んでますよ。

娘さんだって、そう遠くに所にいるんです。面倒を見ようと思えば、毎日でも来られる距離です。

それに、一緒に住もうと思えば、それもできないことじゃないのに。

それぞれ事情はあるんでしょうが。僕から言わせてもらえば、なんて親不孝だと」


「………」

s3_4_20.mp3
「色々と、余計なことを喋り過ぎましたね」

斉藤さんは、優しい表情に戻って微笑んだ。

s3_4_21.mp3  
「じゃあ、メリークリスマス」

  そう言って、右手を上げると、斉藤さんは再び歩き出した。
  私は、話を聞いているうちに、悲しくなってきた。
 

y3_4_10.mp3 ( ミヨちゃんは、子供たちは遠くにいるって言ってた。
  でも本当は、そんなに近くにいるのに、ミヨちゃんの最期が近づいているのに、会いに来ないの?
  あんなに腰が曲がって辛そうなのに。
  ゆるい入れ歯をがふがふ外して大笑いするような、最高なばあちゃんなのに。
  小さくて、今にもつぶれちゃいそうで、だけど、すっごくかわいくて……。)