* 絵コンテ メモ  修正完成品一部  *

 
 ■ file3-a2  シーン 3

ファイル名  3_a2_3_01〜 .avi

背景3Dデータ  ミヨちゃん家居間
時間:夜

人物: ヨーコ カズオ ミヨ

(約2分25秒)

 

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■キャラ演出(表情、動作指定) ■背景演出 ■カメラ  ■SE ■BGM ■色味(空気感、天候、ライト)■セリフ ■フレーム数
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←カット候補 追加←セリフ追加

 

カット
番号
絵コンテ
メモ
完成
動画
3_a2_3_01

■ディゾルブ→フォーカス

■180
追加■カズオ「へー、ミヨちゃん89歳?!みえないみえないって」
■ヨーコ「うんうん」

 
     
3_a2_3_02
変更■m3_2a_07.mp3
「10年前に旦那に先立たれてからここでひとり暮らしでね・・・

■固定かパン
■180

ちょっと寂しそうに言う感じ
ヨーコはミヨちゃんの方をみている

 
3_a2_3_03
カズオは2個目のみかんを食べ終わり、
ミヨちゃんから3個目のみかんを差し出され
苦笑い。
断れなくて3個目のみかんをむき出す。

■固定
■120

 
     
     
     
     
3_a2_3_04
子供たちは遠いところに住んでいるからねぇ。

家の中が整っている様子がわかるように

■左へパン
■120

 
3_a2_3_05
でも、最近はヘルパーさんが週に一度来て、
買い物に連れて行ってくれたり、

奥の部屋の仏壇には、新しい花も供えられている
■左へパン
■180

 
3_a2_3_06

掃除してくれたり、ごちそうも作ってくれるよ」

半分しか減ってないみかんのアップ、ヨーコの胃が痛い様子もわかるように


■ズームアウト


■110

 
3_a2_3_07

ワンテンポ置いて話す↓
■m3_2a_08.mp3
「ヨーコちゃんはみかんが嫌いかい? もっと食べなさい。ダイエットしたら子供が産めなくなるんだよ」

 

 

 

 


ヨーコの前に、ミヨちゃんは2個、3個とみかんを置いた。

 

 


ヨーコ困った顔 (今朝から痛み止めを飲んでないから胃が・・・←次のカズオのセリフとかぶる

 

 

 

■カズオの方へ素早くドリーかパン
■k3_2a_04.mp3
「ああ、コイツね、昨日から下痢してんの。だからあんまり食べないんだよ。大丈夫、その分俺がもらっとく」

 

 

 

 

 

カズオがそう言って、ミヨちゃんが私の前に置いたみかんを自分の前に持っていった。

(げ・・・下痢? ←心の中じゃなくて
小声でもいい
■380

 
   
   
   
3_a2_3_08
■y3_2a_05.mp3
「そんなこと言って、カズオだって、それだけ食べたら下痢するわよ」

変更■k3_2a_05.mp3
「大丈夫」

↑ゆっくりめに

■パン 固定でもいい
■150

画面、斜めでなくてよい

 
3_a2_3_09

■ミヨちゃんアップ→高速ズームアウト


■m3_2a_09.mp3
「それで、アンタたちは夫婦かい?」

 

 

 

 

 


私たちはそろって首を振った。 (一瞬固まってから首を振る

 

 

 

 

 

■m3_21_10.mp3
「じゃあ、恋人同士だね。

■270

 
   
   
3_a2_3_10

■パン(床すれすれ撮影


仲がいいねぇ、うらやましいねぇ。私もね、じいさんがいた頃はらぶらぶだったさ」


■k3_2a_06.mp3
「『らぶらぶ』……」

口にみかんを含んだまま、カズオが笑う

■250

 
3_a2_3_11
カズオに、そっとミヨちゃんが手を伸ばす
■手をフォロー→停止
■90
 
3_a2_3_12

■固定

■60

 
3_a2_3_13
■ティルト
一体何をしているのかわからないヨーコ
■60
 

3_a2_3_14

カズオが動きを止め、ミヨちゃんの手をじっと見つめる
ミヨちゃんは微笑んで、まるで何かを撫でるように、手を上下に動かした
■固定
■300


■m3_2a_11.mp3
「カズオちゃんの翼もきれいだねぇ」

 
3_a2_3_15
ヨーコ目を丸くして、カズオの方をサッと見る
■固定
■35
 
   
3_a2_3_16
まばたき→
カズオの表情が一瞬くもるがすぐにニッコリ笑う
■固定
■30
 
   
3_a2_3_17

■k3_2a_07.mp3
「だろ? 俺の自慢」


ミヨちゃんが手を引くと、次はカズオの周囲を見渡す
■90

 
3_a2_3_18
■m3_2a_12.mp3
「ひゃあ、大きいねぇ、すごいねぇ」

■130

■ズームアウト
 
3_a2_3_19
ミヨちゃん
手をぱちぱち叩きながら喜ぶ

追加■(どうして……。
ミヨちゃんに、見えるの……?


↑のセリフ切ってもいい

■ヨーコの後頭部からパンしてミヨちゃんがみえる位置へ
■150

 
3_a2_3_20
ミヨちゃんの顔がみえるように
■m3_2a_13.mp3
「今の若い男のはやりなのかい?
  ヘルパーさんもね、時々それをつけてくるんだよ。

■固定
■190

 
3_a2_3_21

最初は、てっきりお迎えが来たかと思ってねぇ」

カズオはチラリとヨーコの方を見たが、すぐに視線をそらしてミヨちゃんに話す
■k3_2a_08.mp3
「そうだよ、はやってんの、

■固定
■100

 
     
3_a2_3_22

ミヨちゃん知らなかったわけ? 今、これ、みんな付けてるよ。
他にもさ、ピンクとか、ブルーとか、ミヨちゃんのと同じゴールドとかあるんだけどさ、やっぱり翼は白でしょ」

カズオ、身振り手振り話す

追加■みよちゃんは笑いながらあいずちを打つ感じ
■固定
■360

 
3_a2_3_23

困惑するヨーコの顔アップ


■固定
■m3_2a_14.mp3
「おしゃれだねぇ、私も付けてみたいよ、

■90

 
3_a2_3_24

キラキラしたの」

■k3_2a_09.mp3
「じゃあさ、クリスマスにパーティーしようぜ。んで、仮装すんの、

■210

 

 

 

いいだろ、ヨーコ」

■y3_2a_06.mp3
「え?」

目を輝かせたミヨちゃんが、私が頷くのを待っている

 
   
3_a2_3_25
バスとアップ 若干苦笑い
■y3_2a_07.mp3
「あ、うん、うん、いいんじゃない?」

■固定

■95

 
3_a2_3_26

 

■m3_2a_15.mp3
「いいねぇ、たのしみだねぇ!」

追加■カズオのアドリブ
遠い声

嬉しそうなミヨちゃんの顔を見ながら、私は胸が締め付けられるようだった



■300

 

■ブラックアウト

心のセリフで。文字は

 
 
 

 

 

 

file3-2

それから、私たちは茶の間に通されてこたつに入り、予告どおりお茶を頂いた。
  お茶を飲みながら、お互いに自己紹介した。
  老婆、ミヨちゃん89歳は、10年前に旦那さんを亡くしてからはひとり暮らしで。

m3_2a_07.mp3

「子供たちは遠いところに住んでいるからね。でも、最近はヘルパーさんが週に一度来て、
買い物に連れて行ってくれたり、掃除してくれたり、ごちそうも作ってくれるよ」

  そう言って、2個目のみかんを食べ終わったカズオに、再び食べろとみかんを差し出す。
  どうやら嫌と断れないらしく、苦笑しながらカズオは3個目のみかんを剥きだした。
  89歳とは思えないくらいしっかりしていて、家の中もそれなりにきちんと掃除されている。
  たとえ週に一度ヘルパーさんが来てくれているにしても、きれいだった。
  奥の部屋の仏壇には、新しい花も供えられていた。

m3_2a_08.mp3
「ヨーコちゃんはみかんが嫌いかい? もっと食べなさい。ダイエットしたら子供が産めなくなるんだよ」

  まだ半分しかみかんを食べてない私の前に、ミヨちゃんは2個、3個とみかんを置いた。
  大丈夫よ、ダイエットしたって、産めないことはないってば。
  まぁ、どっちにしても私は産めないんだけどね。

k3_2a_04.mp3
「ああ、コイツね、昨日から下痢してんの。だからあんまり食べないんだよ。大丈夫、その分俺がもらっとく」
 
困った顔をした私に、カズオがそう言って、ミヨちゃんが私の前に置いたみかんを自分の前に持っていった。
  ありがと。
  今朝から痛み止めを飲んでない。
  ヤスコの家でも痛みがあったけど、ちょっとそれがパワーアップしてきて、モノを口に運ぶ気になれない。
  だけど、それを下痢っていうは、ねぇ。

y3_2a_05.mp3
「そんなこと言って、カズオだって、それだけ食べたら下痢するわよ」

k3_2a_05.mp3
「大丈夫だよ」

m3_2a_09.mp3
「それで、アンタたちは夫婦かい?」

  その問いに、私たちはそろって首を振った。

m3_21_10.mp3
「じゃあ、恋人同士だね。仲がいいねぇ、うらやましいねぇ。私もね、じいさんがいた頃はらぶらぶだったさ」

k3_2a_06.mp3
「『らぶらぶ』……」

口にみかんを含んだまま、カズオが笑った。
  そんなカズオに、そっとミヨちゃんが手を伸ばした。
  私は、一体何をしているのかわからなかった。
  カズオが動きを止め、ミヨちゃんの手をじっと見つめる。
  ミヨちゃんは微笑んで、まるで何かを撫でるように、手を上下に動かした。

m3_2a_11.mp3
「カズオちゃんの翼もきれいだねぇ」
今何て?
  私は目を丸くして、カズオを見た。
  私には見えなくなってしまった翼を撫でるミヨちゃんに、カズオの表情が一瞬翳ったように見えたが、
すぐにニッコリ笑う。

k3_2a_07.mp3
「だろ? 俺の自慢」

  ミヨちゃんが手を引くと、次はカズオの周囲を見渡した。

m3_2a_12.mp3
「ひゃあ、大きいねぇ、すごいねぇ」


  大きく広げた翼が、ミヨちゃんには見えるようだった。
  手をぱちぱち叩きながら喜んでいる。
  どうして……。
  ミヨちゃんに、見えるの……?
 

m3_2a_13.mp3
「今の若い男のはやりなのかい? ヘルパーさんもね、時々それをつけてくるんだよ。
最初は、てっきりお迎えが来たかと思ってねぇ」


どういうことよ、カズオ。
  カズオはチラリと私の方を見たが、すぐに視線をそらしてミヨちゃんを喜ばすように話し続けた。

k3_2a_08.mp3
「そうだよ、はやってんの、ミヨちゃん知らなかったわけ? 今、これ、みんな付けてるよ。
他にもさ、ピンクとか、ブルーとか、ミヨちゃんのと同じゴールドとかあるんだけどさ、やっぱり翼は白でしょ」

  何、訳のわからんこと言ってんのよ。
  なんで、私の目、ちゃんと見ないのよ。
  何にも知らないミヨちゃんは、カズオの作り話に耳を傾け、真剣に頷いては、笑う。
 

m3_2a_14.mp3
「おしゃれだねぇ、私も付けてみたいよ、キラキラしたの」

k3_2a_09.mp3
「じゃあさ、クリスマスにパーティーしようぜ。んで、仮装すんの、いいだろ、ヨーコ」

y3_2a_06.mp3
「え?」

いきなり話を振られても。
  ふと横を見ると、目を輝かせたミヨちゃんが、私が頷くのを待っているように見えた。

y3_2a_07.mp3
「あ、うん、うん、いいんじゃない?」

m3_2a_15.mp3
「いいねぇ、たのしみだねぇ!」

  嬉しそうなミヨちゃんの顔を見ながら、私は胸が締め付けられるようだった。
  コイツの翼が見えるってことは。
  コイツが、本当に天使なら。
  コイツの言ったことが、本当なら。
  いや、わかってる、本当だってことは、第三者にもあれが見えたんだから、間違いないんだ。
 
  ミヨちゃん、コイツは、本当に迎えに来たんだよ。