* 絵コンテ メモ  修正完成品一部  *

 

 ■ file1-1  シーン 5

ファイル名  1_1_5_01〜 .avi

背景 街 ホテル街 ホテル
時間:夜

人物: ヨーコ カズオ

(約 55秒)

 

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■キャラ演出(表情、動作指定) ■背景演出 ■カメラ  ■SE ■BGM ■色味(空気感、天候、ライト)■セリフ ■フレーム数
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←カット候補 追加←セリフ追加

 

カット
番号
絵コンテ
メモ
完成
動画
1_1_5_01
薄暗い
よい感じの照明

■90

場所をベッドに移して、お互いの体を貪るように求めあった。
別に飢えてたわけじゃないし、そこまで物好きでもなかったはずなのに、
今日の感覚はいつもと明らかに違っていた。

 
1_1_5_02
■30
 
1_1_5_03
■y1_1_14.mp3
  ( もう、このまま死んでもいい、

■60

 
1_1_5_04

プロジェクターでスクリーンに影

このまま、死にたい。 
最期が、この人でよかった。  )  

■110

 
1_1_5_05

  彼の呼吸が速くなる

■k1_1_05.mp3
  「いく……」

■30

 
1_1_5_06

ヨーコの目 閉じかけてパッと開く 

 

■60


 
     
1_1_5_07

アップ
■20

 
1_1_5_08

■90
■途中スロー
視界いっぱいに現れたモノに目を見張った。
絶頂を迎えた彼の背中に開いた、大きく白い翼。
薄暗い中でも、それは真っ白く、綺麗に輝いていた。

 
1_1_5_09

全体

■80


 
1_1_5_10 「!?」
■変更y1_1_15.mp3
   (幻覚?! それともお迎え?!)

お迎え?!で、さらに目を見開く

  彼がぐったりと私に被さってくる

■110

 
   
1_1_5_11

ピンと大きく開いていた背中の翼もゆっくりと力なく閉じていく。

■80

 
1_1_5_12

■k1_1_06.mp3
  「最高に気持ちよかったよ」

耳元で呟く彼に

■y1_1_17.mp3
  「……うん」

私はとりあえず返事をした。

その妙な声の返事と、強張る体に気付いたのか、彼が顔を上げて首をかしげる。
■260

■k1_1_07.mp3
  「どうしたの?」
 
■y1_1_18.mp3
  「どうしたのって……何、これ」

■k1_1_08.mp3
  「へ……?」

 
   
1_1_5_13 手を伸ばして羽を掴むと、
勢いよく引き抜いた。
■80

■k1_1_09.mp3  
  「いでっ!」

 
1_1_5_14 ■y1_1_19.mp3
  「うっそ……」

■k1_1_10.mp3
  「 何すんだよっ!」

 
  彼は体を起こすと、肩をすくめて歯を食いしばり、翼をバサバサと動かした。
■100

 
1_1_5_15   白い羽が、ふわふわと床に舞い落ちる。
■70
 
1_1_5_16   痛みに悶えていた彼が、
ふと動きを止めて私を見下ろす。

■k1_1_11.mp3
  「見えるのか……?」 

■90

 
1_1_5_17 ■y1_1_20.mp3
  「見えないもんなの、これ?」

  私は手に掴んだままの、彼からむしりとった羽を見てから、
さっきの人懐っこい可愛い笑顔を失った、 意地悪そうな彼の顔を見た。
■90
 
1_1_5_18   面倒くさそうに舌打ちして、
さっさとベッドを降り、
■50
 
1_1_5_19 まじまじと彼の背中を見る。
■80
 
1_1_5_20
携帯を手に取ると
メールでもチェックしているようだ。

■90

 
 

 

 

 

file1-1-5

場所をベッドに移して、お互いの体を貪るように求めあった。
  別に飢えてたわけじゃないし、そこまで物好きでもなかったはずなのに、
  今日の感覚はいつもと明らかに違っていた。


y1_1_13.mp3
  ( 本で読んだことは、本当だったのかな…… )
  なんて、色々考えることもだんだんできなくなってきた。
  自分でも驚くぐらい、彼の肌に指に舌に敏感に反応する。

y1_1_14.mp3
  ( もう、本当に、このまま死んでもいい、このまま、死にたい。

  最期が、彼でよかった。  )  ★感情を込めて
 
  私は仰け反ってシーツをつかんだ。
  彼の呼吸が速くなって、喘いで同じように上体を反らした。

k1_1_05.mp3
  「いく……」
 
  そう呟いて、私が目を閉じようとした瞬間、突然、視界いっぱいに現れたモノに目を見張った。
  絶頂を迎えた彼の背中に開いた、大きく白い翼。
  薄暗い中でも、それは真っ白く、綺麗に輝いていた。

y1_1_15.mp3
  「!?」

  ( ついに、幻覚を見た。

  そう思った。

  お迎えが来た。

  そう思った。   ★驚いて唖然とした感じ

y1_1_16.mp3

  でもちょっと待って、 

 最高に気持ちよかったのに、まだイッてない。

  いや、待って、そんなんじゃなくて、何なんだ……!? ★ちょっとギャグっぽい声で
 

  彼がぐったりと私に被さってくると、ピンと大きく開いていた背中の翼もゆっくりと力なく閉じていく。

k1_1_06.mp3
  「最高に気持ちよかったよ」

y1_1_17.mp3
  「……うん」
 
  耳元で呟く彼に、私はとりあえず返事をした。
  その妙な声の返事と、強張る体に気付いたのか、彼が顔を上げて首をかしげる。

k1_1_07.mp3
  「どうしたの?」

y1_1_18.mp3
  「どうしたのって……何、これ」

k1_1_08.mp3
  「へ……?」
 
  私は手を伸ばして羽を掴むと、勢いよく引き抜いた。

k1_1_09.mp3  
  「いでっ!」

y1_1_19.mp3
  「うっそ……」

k1_1_10.mp3
  「 何すんだよっ!」
 
  彼は体を起こすと、肩をすくめて歯を食いしばり、翼をバサバサと動かした。
  白い羽が、ふわふわと床に舞い落ちる。
  私は彼の動作を呆然と見ていた。
  夢、なのか、やっぱり幻覚なのか。
  痛みに悶えていた彼が、ふと動きを止めて私を見下ろす。

k1_1_11.mp3
  「見えるのか……?」 

y1_1_20.mp3
  「見えないもんなの、これ?」

  私は手に掴んだままの、彼からむしりとった羽を見てから、さっきの人懐っこい可愛い笑顔を失った、
  意地悪そうな彼の顔を見た。
  面倒くさそうに舌打ちして、さっさとベッドを降り、携帯を手に取るとメールでもチェックしているようだ。
  私も体を起こして、まじまじと彼の背中を見る。
  どう見ても、どう考えても、その背中からは大きな翼が生えている。