* 絵コンテ メモ  修正完成品一部  *

 

 ■ file1-1  シーン 3

ファイル名  1_1_3_01〜 .avi

背景 病院
時間:夜

人物: ヨーコ 祖父 母

(約 32秒)

 

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■キャラ演出(表情、動作指定) ■背景演出 ■カメラ  ■SE ■BGM ■色味(空気感、天候、ライト)■セリフ ■フレーム数
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←カット候補 追加←セリフ追加

 

カット
番号
絵コンテ
メモ
完成
動画
1_1_3_01
前のシーンのシャワーの管が、かぶる

■ディゾルブ
■心電図の音
■70
■左から右

 
1_1_3_02

所々にアザのある細い腕には点滴針、
■y1_1_10.mp3

( 初めて人の死に直面したのは祖父の死 )

■150
■左から右

 
1_1_3_03
母と、制服のヨーコ、付き添う

まるで体中から無数のチューブが
生えてるみたいに見える。


この辺資料探す
■60
■下から上

 
1_1_3_04

口を開けて眠っているが、
ふと目を覚ましてみたり、
また目を閉じたり、
あっちとこっちの狭間をさまよい続けている

■210

■y1_1_11.mp3  
   ( 死んでいるようで生きている祖父に、私は言葉を失った。

 
1_1_3_05

月(窓をあおり)街は見えないように

変更
  真夜中、苦しいからと言って体を起こて・・・
■140


 
1_1_3_06

大きく息を吸ったあと、がくっと前に倒れる

■100
ヨーコ手前の椅子で試験勉強していた
逆光効果

 
  ■ブラックアウト  
1_1_3_07


■120
 
  ・・・・・・それが最期だった。 )

 
1_1_3_08

■ブラックイン

■60
※変更可
昔の人にしては背が高くて、土建屋だった体格のいい祖父は、見る影もなく痩せ細り、
  強引に入れ歯をはめ込まれて、頬に不自然に綿を詰められた。
最後のお別れにと棺に花を入れる

 
1_1_3_09

そっと頬に触れる
※変更可
■90
スローで手を近づけて付いた瞬間次のカット

 
   
1_1_3_10
素早く手を引く

それは恐ろしいほどに冷たくて、
  私は思わず手を引っ込めたのを
忘れられない。

■60
■ホワイトアウトかディゾルブ

 
 

 

 

 

file1-1-3

y1_1_10.mp3

  ( 初めて人の死に直面したのは祖父の死。 )
 
  高校生の時、入院していた祖父に母と一緒に付き添った。
  鼻には酸素を送るチューブ、所々にアザのある腕には点滴針、
  まるで体中から無数のチューブが生えてるみたいに見える。

 
  口を開けて眠っているが、ふと目を覚ましてみたり、また目を閉じたり、
   あっちとこっちの狭間をさまよい続けて、

y1_1_11.mp3  
   ( 死んでいるようで生きている祖父に、私は言葉を失った。

 真夜中、苦しいからと言って体を起こした祖父は、大きく息を吸ったあと、がくっと前に倒れた。
 
  ・・・・・・それが最期だった。 )

  昔の人にしては背が高くて、土建屋だった体格のいい祖父は、見る影もなく痩せ細り、
  強引に入れ歯をはめ込まれて、頬に不自然に綿を詰められた。

  最後のお別れにと棺に花を入れ、そっと頬に触れると、それは恐ろしいほどに冷たくて、
  私は思わず手を引っ込めたのを忘れられない。